Richard D James Album/Aphex Twin(1997)
- アーティスト: Aphex Twin
- 出版社/メーカー: Rhino / Wea
- 発売日: 1997/01/27
- メディア: CD
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ジャケットのインパクトがやべぇしブックレットもやべぇかった。夢に出そう。写真をいじくり回した結果らしいけど、どこをどういじったんだ。
教養が本当にないので、このアルバムについての「狂ってる!(褒め言葉)」「ヤバい!(褒め言葉)」「好き嫌いが分かれる!(褒め言葉)」みたいなレビューを真に受けてドキドキしながら聞いたんですけど、え~全然ポップで分かりやすい音もあるじゃん!と思った。
「明らかにどこかおかしいんだけど、よく分からんけどネアカでかわいい音がする曲」が好きなので、全体的に好きだった(語彙)
明るくて楽しくてカワイイんだけどなんか不穏で、でも不穏なだけでもなくて、どこか切ないような寂しいような、夕焼けこやけ的な雰囲気があるのがいい。
ブックレットに彼のお兄さんのエピソードが書いてあったけど、この切なさはその辺由来なのかなあ。好きですね。
1 4
ジャケットと似つかない牧歌的で明るいメロ。無邪気な。
聞き始めた瞬間に「牧歌的!」と思ったんだけど、その後に読んだいろんな人のレビューにも牧歌的って表現があって感動した。私だってまともな感想が書けることがあるんだぞ!
2 Cornish Acid
アシッドってなに?と思ってたけど、アシッド的な音が入ってるかどうかは判別がつくようになってきたのでえらい。えら~い!
3 Peek 824545201
「表面はビヨビヨドタドタしてるんだけど、それをかき分けた奥になんか綺麗なやつが混じってない?」という感じ(語彙)
4 Fingerbib
フワフワした音運びが「かっこいいジャンパー」にちょっと似てる。
別に不安になる要素はないと思うんだけど、この心許ない感じはなんなんでしょうね。冒頭のベチャベチャした謎の音も不気味。
5 Carn Marth
邪悪なゲームボーイって感じ(?)
Corn MouthだかCarn Marthだかよく分からんと思って見てみたら、悪筆すぎてCorn Mouthにも見えるという話?らしい。
6 To Cure A Weakling Child
なんか怖くない? そういう意図じゃない? いやでも怖いわ。
Wikipedia見ると子供の声じゃなくて自分の声の加工のようだけど、それにしても怖い。
7 Goon Gumpos
ディズニーの曲でも始まるのかと思った。
地名が多い。
8 Yellow Calx
安心する感じがして好き。雨の日の深夜に部屋に閉じこもってるみたいなイメージがある。
綺麗な曲だな~と思って聞いてたからMVがグロくてびっくりした。なぜ。
9 Girl/Boy Song
これが平成8年に出たのは衝撃だったんだろうな。やっぱり綺麗でかわいい音が紛れ込む。
亡くなった上の子と同じ名前をつける親、一定数いるけど、どうなんですかね。私は絶対嫌だ。そんなの聞かされたら恨むと思う。
10 Log N Rock Witch
これもコーンウォールシリーズ?
鳴ってる音は不穏だし、途中のパイプオルガン調のところはシリアスに聞こえるけど、ビヨビヨポヨポヨした音が間抜けでコミカル。1:45あたりの吹き戻しみたいな音は何?
11 Milkman
ここからはボーナストラック扱い。ここから先はGirl/Boy songのEP盤の曲らしいけど、アルバムとして通して聞くと蛇足に感じる。曲数が多けりゃいいってもんでもないのに、そういう特別感がないといけないものなのかなあ。
すっごい素朴に歌ってるけど歌詞がうんこ(褒めてる)。「I would like…」の合間に鼻を鳴らしたみたいなフガッて音が入ってるように思うんだけど、なんの音なんだろう。フガッじゃないのかな。何かがぶつかるような音の気もする。
2:45~3:08に突然別世界になるのが意味わかんなくて好き。
12 Inkey $
ドコドコビリビリ。タイトルはBASIC言語?
13 Girl/Boy (18 Pound Snare Rush Mix)
原型が全然ない。
14 Beetles
前2曲を挟んで、またミルクマン的な曲調。浮遊感のある空気が好きなんだけど、1分半しかないからすぐ終わってしまう。けど、だからこその浮遊感と薄気味悪さのような気もする。
15 Girl/Boy (Redruth Mix)
地名。原型が全然ない。
最後の歌詞にはなにか意味はあるんですか?(英語偏差値3)
なんか最終的に「で、これはなに?」って感想ばかりで笑う。
なんだったんだろう?(好き)